津根精機の人

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T.O.さん
製造部機械3課2016年入社金沢工業大学 工学部情報工学科 卒業
津根精機を選んだ理由は?

岐阜の高校を出て、金沢の大学へ進学しました。大学時代の先輩が津根精機で働いていて、「良い会社だよ」と紹介されました。会社説明会では、住宅手当など福利厚生がしっかりしている会社だなという印象を受けました。大学では、工学部でプログラミングを専攻していたのですが、高校時代に学んでいた機械を扱う仕事の方が自分には向いているなと感じ、工作機械メーカーへの就職を希望しました。
富山に住むのは初めてでしたが、北陸は幸福度でも常に上位ですし、いいイメージがあったので、抵抗感は感じませんでした。

いまの仕事内容は?

各製品に対して、設計部門から図面ができ上がってきます。その図面をもとに、NC装置が付いた機械でプログラムを作って、金属を削ったり、穴を開けたりという加工を行なっています。自分に与えられた機械で仕事をこなしていくので、常に考えながら、責任を感じながら進めています。ミスのないように、確認と実行の繰り返しが大切です。
真四角の金属の板が、自分の作ったプログラムで、思った形にどんどん仕上がっていく過程はとても面白いなと感じます。機械の操作だったり、専門用語だったり、学生時代に学んだことは、少なからず今の仕事に生きていると感じます。

大変なところ、面白いところは?

一つのプログラムを作るのに、アルファベット、数字を含めて、数千文字を打ちます。一文字でも間違ったらアウト。それだけ集中力が必要な作業です。高い精度を出すために、±1/100mmの誤差に入れるというルールを会社全体で守っています。何度も加工をして、その値に入るように近づけていきます。
難しい仕事をうまく完成させた時にはとてもやりがいを感じます。また、何十種類もの資格があるので、そうした技能試験に通った時はやはりうれしいですね。実技や学科の試験前は、上司の方に時間作ってもらったり、会社も全面的にバックアップしてくれるのでとても助かります。

会社の魅力は?

部署では年齢関係なく接しやすい人ばかりですし、社内のイベントも多いので他部署の人とも仲良くなれるチャンスはたくさんあります。これが、会社全体のチーム力につながっているのではないかと思います。
また、昨年一人目の子どもが生まれたのですが、妻のサポートをするために、出生児育児休業制度(産休の男性バージョン)を半月使いました。上司も嫌な顔一つせずに休みを取らせてもらえたので助かりました。
毎年、設備投資に力を入れているところも津根精機の強みだと感じます。工作機械の増設、工場の増築、アメリカでの新工場の設立など、会社を大きくしようという姿勢には共感しています。

今後の目標は?

当面の目標は、一級技能士検定に合格することです。通れば5年後に特級を受けられる権利がもらえるので、そうなると津根精機で一人だけ。ここは、狙っています。資格を取ることでスキルも向上しますし、資格手当ももらえるので、会社にも自分にとってもメリットがあります。日頃から他の部署のことも勉強しているので、ゆくゆくは管理職になって会社を回していける存在になりたいです。
仕事が終わって家に帰ってからは、子どもと散歩するのが毎日のルーティーンです。いつか家族で海外旅行に行くのが夢です。小学校の頃から憧れていたイタリアのヴェネチアに行ってみたいです。

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未来を切りひらく人。